基本方針

2020年度理事長所信

 

一 心

~心を一つに、不屈の精神でまちの未来を描く~

 

第45代理事長 山元 貴弘

 

未来は無限の可能性を秘めています

未来は私たちの今日の行動から作られるからです

道がないなら道を創ればいい

立ちはだかる壁があるのなら、その壁を越えればいい

私たち青年は前進するのみです

 


 

2011年4月、私は栗東青年会議所に入会しました。今日まで多くの出会いがあり、そこには必ず私を成長させ、前進させてくれる先輩や仲間がいました。

  栗東青年会議所に入会し教えて頂いた事で学んだ一つに「役が人を成長させる」という言葉がありました。その言葉通り同期の仲間は輝いていました。私にもチャンスがあったのに目に見えない不安から成長の機会を自ら何度も手放してしまいました。活動に邁進するきっかけはほんの些細な事かもしれません。自身の仕事の環境や幸せにしたいと願う家族の存在、また憧れる先輩や仲間かも知れません。議案書に本気で向き合い苦労する仲間の姿や理事会で議論をしている話を聞くと、羨ましく感じて関わりたいと願う自分がいたのです。余裕があれば、時間があれば、その全てが当時の私にはありませんでしたが、ただ一つ「今よりも良くなりたい」と願う自分がいたのです。出来ない理由を並べて避けるのではなく、出来る方法を見つけ出し、自分なりにやり遂げるのです。私たちは見たり聞いたりすることだけで満足するのではなく、果敢に挑戦するべきです。私たちは変化を恐れることなく、変化を楽しみ、自らも変化していくのです。青年会議所を通して学べる事は無数に存在しますが、それらは誰かに与えられるものではなく、自らが「成長したい」と願う心の中にあるのです。私もそうであったように、多くの先輩や仲間とのかけがえのない出会いは人生の宝になっています。栗東青年会議所には学びや気づきを与えてくれる仲間や先輩がいます。自身が成長したいと強く願うことで全てが動き始めるのです。困難なことに仲間と共に挑戦し、障害を乗り越えた先にあなたが求める成長があるのです。

  栗東青年会議所には様々な個性を持ったメンバーが存在し、青年経済人として社業に勤しみながら、地域のことを想い日々邁進しています。「奉仕」・「修練」・「友情」を三信条として掲げ、時代の変化と共にまちのニーズを捉えた運動・活動を展開してきました。また、創立以来継続されてきた事業や地域から必要とされる事業を、団結し積極的に行ってきたことで、地域における存在価値はより高まってきたのです。この栗東青年会議所の歴史と伝統を継承しながらも、偉大な先輩方が築いてこられた功績にあぐらをかくことなく、時代の変化にあわせたまちづくり運動を前進させ、地域から本当に必要とされる存在であり続けることが、地域を牽引できるリーダーの集団としての更なる進化に繋がるのです。

 


【地域に必要とされる魅力ある組織】

  栗東青年会議所は、多様な価値観を持った人材が集い切磋琢磨し、互いの成長を育める環境を創りながら、まちの発展に団結して貢献できる風土と、地域にインパクトを与えるリーダーになる人財へと成長できる学び多き場所です。 まずは、栗東青年会議所の会員の構成について多様化が進む中、市民や行政、他団体を含む外部の方々から、我々はどのような見方をされているのか、魅力を感じる組織なのかを常に意識し、柔軟に変化していく気持ちを常に持ち続ける必要があります。また、互いの成長を育むために会議や委員会の在り方を考え、有意義な時間とするために、批判から始めるのではなく、全てのメンバーがチームであることを認識する事です。そして、多様な価値観を有する者同士だからこそ物事の本質を理解した意見を出しあうことによって、互いが成長する会議が成り立つのです。さらに、青年会議所に入会しなければ出会わなかった仲間と共に、様々な社会問題に対して深く真剣に議論する事を基本とした委員会を開催する事で、他人の行動や自分の行動から多くの学びを得ながら成長し、栗東青年会議所メンバー一同が心を一つにできる環境を構築するべきです。また、会員の拡大においても一つの担当者に頼るのではなく、メンバー一人一人が強く意識することで、組織の魅力となる新たな仲間の発掘をメンバー一丸となって取り組まなければなりません。そして、地域に根差した地域の為になる運動を推進することで、さらに栗東(まち)に貢献できる組織へと成長し、栗東(まち)から必要とされ続ける栗東青年会議所として進化し続けるのです。


【地域に根付いた継続事業について】

 栗東青年会議所は創立以来44年の長きに渡り「新入学児童写真撮影事業」を継続事業として開催してまいりました。また、青少年育成事業として、栗東市内の小学生を対象としたドッジボール大会を17年間に渡り開催してまいりました。この、二つの継続事業は長きに渡り先輩諸氏や学校関係者、市民ボランティア、高校生を交えて継続されてきたことで、毎年多くの子どもたちが参加する市民に愛される事業へと昇華され、開催への期待や、今後の継続を求める声も非常に大きく、栗東青年会議所を代表する価値ある事業へと成長しました。しかし、青年会議所の単年度制のルールの中で、その時々によっての特色や工夫を追求するあまり、市民の皆様に共感して頂ける「わかりやすさ」が失われつつあります。今一度、地域から愛される事業として追求し、青年会議所のルールや形だけに縛られず、市民のニーズを最優先にした事業としての在り方が必要なのです。

 


【市民に共鳴を促す魅力ある広報】

  栗東青年会議所は「明るい豊かな栗東(まち)」の実現に向けて多くの運動を発信してきましたが、より存在価値を向上しながら、協働していただく市民を継続的に巻き込める運動を展開していかなければなりません。

 まずは、栗東青年会議所を認知されていない市民に向けて、事業や活動を対内目線ではなくニーズにあった方法でまちづくりへの興味を引くために、あらゆる広報の媒体を見直し対象者にとって有益な情報をより効果的に発信することで、市民の参画を促す一歩となります。また、「対内的な情報共有」と「対外的な情報の発信」を切り分け、誰のための広報かをしっかりと考える必要があります。そして、栗東青年会議所の魅力や存在意義を示す事で、私たちの運動に協働して頂ける仕組みを構築していきましょう。また、我々自身が自己満足で終わらない広報活動を実施し、栗東青年会議所メンバー全員が広告塔となる事を意識し、まちづくり団体としての存在価値を高め共鳴させることで市民の参画に繋げていくのです。


【まちの未来を担うリーダーへ】

  栗東青年会議所に所属する者として、活動を通しリーダーとしての才覚を磨くことは重要ですが、加えて役職の有無に関わらず、与えられた役割の中で最大限のパフォーマンスを発揮することも意識しなければなりません。また、地域の代表としての自覚を持ち、地域貢献から始まるひとづくりが栗東青年会議所という組織をさらに活性化させ、仲間同士の切磋琢磨から始まるひとづくりがより良いリーダーを生み出すという循環を皆で共有しましょう。

  まず、日々の活動は家族や従業員に支えられている事を忘れてはなりません。私たちは多くの方々の支援があるからこそ日々の青年会議所活動に邁進出来るのです。また、ご支援頂いている多くの人たちへの感謝の気持ちと、運動への情熱をもって真摯に取り組まなければ、信用をも失うことに繋がってしまいます。また、青年会議所という組織に身を置き、メンバー同士を仲間と呼ぶためには、いかなる時も決して他人事にならず、常に互いが互いを見守り、小さなことでもいいから背中を押しあえる「心」と「心」を大切にする関わり方が重要です。そして、青年会議所は二十歳から四十歳までの若い青年の組織です。人生において最も活発で、最も変化の多いこの青年期に、なぜ私たちは「明るい豊かな社会」の実現のため、多くの時間を費やすことを選べているのか、それはゴールに向かって共に走ってくれる仲間がいるからです。必死な仲間の姿に心打たれて自分も何か役に立ちたいと考えたり、惜しみなく汗を流す仲間の姿に心動かされて自分も大きな壁に挑戦したり、仲間の流す涙に秘められた想いから色んな学びを得たり、共に走ってくれる仲間の存在こそが、私たちが活動する最高のモチベーションであり、一人一人が地域を牽引できるリーダーへと成長するエネルギーなのです。

 


【魅力ある会員拡大】

 栗東青年会議所は四十歳で卒業し単年度ごとに組織が変化していく不連続の連続が訪れる中で、会員の拡大は常に必要です。栗東青年会議所の運動を継続的に前進させる為には、まちづくり運動の根幹である、同じ志を持った仲間をメンバー全員が主体的になって募ることが必要です。

 まずは、メンバー全員が強い意識をもって、このまちを牽引していく人財を発掘するために、栗東青年会議所の魅力を全員で共有し、仲間同士の連携を図ります。そして、栗東青年会議所の素晴らしい所の一つが、同じ志を持ったメンバーが一斉に動き出せる団結力である事を認識し、メンバー全員での会員拡大に邁進しましょう。また、活動をしている時間以外でも常に栗東青年会議所のメンバーである自覚を持ち、様々な場面で「知性」や「品格」のある姿を強く意識し続ける事も重要です。さらに、一人ひとりの入会目的は様々ですが、入会後の出会いを積極的に実施し、先輩諸氏や他団体との交流において魅力を認識し時代にあった仲間作りをメンバー全員でやり遂げましょう。

 


【青年経済人として使命を持ち成長できる例会】

 栗東青年会議所のメンバーは、地域のリーダーを志す青年経済人として、人間としての器を大きくするための学びや、社業の発展に関連する取り組みを実践的に学び、地域に貢献する人財として成長しなければなりません。

 まずは、メンバーが求めている学びや、社会情勢の変化を先立って捉え調査研究することで、地域の課題や行政の重要事項などを学び、社会問題化されている物事への関心をメンバー全員が共有し根本的解決への糸口を探るべきです。そして、地域と連携し問題解決を提起できる人材へと成長し、青年会議所活動において地域のリーダーとして、地域貢献を意識した学びの時間を有意義に活用し、社業の発展という側面でも栗東(まち)に貢献できるメンバーへと成長しましょう。


【次代へ繋ぐまちづくり】

 栗東青年会議所は、「生涯暮らしたいまち(栗東)の創造」を不変の目的とし、行政や諸団体と連携し、市民に栗東(まち)のことを考えて頂く良い影響を与えながら社会にインパクトを与える団体です。また、対処的な解決ではなく、根本的解決を運動という形で社会に示し、市民意識の変革を促すことが我々の使命です。

 まずは、現在のまちの課題を抽出し根本的解決を図るためには、市民が本当に望んでいることを行政や他団体を巻き込み、調査・研究を進めることから始めなければなりません。近年人口減少が数多の県や市で起こっている中、栗東市においては喫緊の課題とはいえない状況にありますが、社会問題とされる少子高齢化は我がまち栗東でも必ず現実のものとなります。また、近年の子どもたちの安心・安全が脅かされる社会問題もメディアなどで大きく取り扱われ、即座に対応しなければならない課題もあり、今の時代に地域が抱える「適切な課題」を見極めたうえで、未来を見据えたまちづくりを追求することが必要です。そして、青年会議所の単年度制という特徴をうまく活用し、2020年以降も市民や行政の心を動かす継続性のあるインパクトを残すことで市民意識の変革を促し、真のまちづくり団体として地域から必要とされる存在価値を示す運動展開を、栗東青年会議所全メンバーの気概と矜持を持って、取り組んでまいりましょう。


【創立45周年について】

  1975年12月7日、全国で595番目の青年会議所として認証され、栗東青年会議所は本年度、創立45周年を迎えさせていただきます。今日に至るまでの先輩諸氏のたゆまぬ努力と探求心によって培われた伝統と誇り高い志、そして連綿と引き継がれてきた運動の積み重ねがあってこそ、地域からの信頼や関係各所からのご支援に繋がっています。

 創立45周年という節目を迎えるにあたり、近年一時的にメンバーの減少傾向は緩やかになっているとはいえ、40歳までという我々の組織には毎年卒業されるメンバーがいます。その中で必要なことは積み上げられてきた歴史や引き継がれてきた伝統を、しっかりと自分たちで理解し、時代や社会に合わせたより良い形で繋いでいく必要があります。栗東青年会議所は当たり前に存在するのではありません。地域に運動を発信し続け、メンバーが互いに磨き合う活動の中で、さらに歴史は積み重ねられ伝統は引き継がれていくのです。そして、44年もの長きに渡り、我々栗東青年会議所の運動をご支援いただいてきた方々にしっかりと感謝をお伝えすると同時に、今後の運動への可能性を感じていただけるように、全員で創立45周年を作り上げましょう。さらに、来るべき半世紀の50周年をより良い形で迎えられるように、過去を知り、現在(いま)を見定め、未来をしっかりと見つめたうえで、地域に必要とされ続け、さらにはメンバー全員が理解でき共有できる運動の方向性と可能性を皆で生み出しましょう。

 

 

 

皆の「英知」と「勇気」と「情熱」を、今こそ一つにして。


基本方針

公益社団法人栗東青年会議所の会員であることを常に意識し、品格を持って行動しよう

 

多様な価値観を認め合う中で物事の本質を見定め、互いに磨き合い支え合う組織を作ろう

 

栗東青年会議所の持つ可能性を広げ、栗東(まち)に貢献できるまちづくりをしよう

運営方針

 

・創立45周年記念式典、記念誌発行、記念祝賀会の実施

 

・社会変化を捉えた新しいビジョンの創造

 

・行政・市民・諸団体を巻き込み栗東(まち)にインパクトを与えるまちづくりの実践

 

・栗東青年会議所メンバー一同が心を一つにできる組織の確立

 

・互いを尊敬し心と心を大切に出来る友情を育む場の創出

 

・全てのメンバーが責任ある担いを持って参加する委員会運営

 

・未来の人財を発掘する全メンバーでの責任ある会員拡大

 

・市民の参画を促す魅力ある情報の発信と市民が魅力を感じる対外PR

 

・地域に根付いた市民に愛される永続的な事業の仕組み作りの実施と開催

 

・規律ある会議と例会の運営

 

・社会全体の変化を捉え、企業の付加価値となる学び多き例会の企画と実施

 

・仲間に対する思いやりをもった行動と出向者への心を込めた支援と協力

 

・各種事業への積極的な参加の呼びかけと設営